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こんにちは、むるこです。
今の時期、胃腸炎が流行っていますよね。
ウイルス性の胃腸炎だと感染力が強く一家全滅になりかねません^^;
保育園では嘔吐処理を徹底していたので、その方法を紹介したいと思います。
とはいえ、保育園で嘔吐があると、嘔吐をした子へ対処する保育士・処理をする保育士・他の子を避難させる保育士と複数いました。
これを親だと一人で行うので、かなりのハードモード…^^;
今回は実際に次女が嘔吐した時の体験を踏まえ、一人ならどう対応するのかを書いてみました。
よろしければ参考になさってみて下さい。
感染性胃腸炎とは
細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。
ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
原因となる病原体には、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。
感染経路
感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
処理の仕方
ウイルスによく使われるアルコール消毒はほとんど効果はありません。
塩素系漂白剤(ピューラックス・ハイター)での消毒、熱湯消毒などが有効です。
準備するもの
保育園には嘔吐下痢グッズを作ってすぐに対応できるようにしていました。
なかに入っていたものを紹介します。
- 使い捨ての手袋
- 使い捨てのエプロン
- 使い捨てのマスク
- 使い捨てのフットカバー
- ビニール袋(2枚)
- ペーパータオル
- (500mlの空のペットボトル)←保育園では入っていなかったがあれば便利
これを家庭でもひとまとめにしておくとスムーズに処理ができると思います。
使い捨てのエプロンはこんな感じの物がおすすめ↓
私は家では100均のレインコートを使います。
フットカバーはビニール袋を足に被せて輪ゴムで止めています(笑)
消毒液は、保育園で胃腸炎が流行ると一気に広がり何度も対応していたのでペットボトルに作って保管していました。
キャップをしっかり閉めると塩素も飛びづらくなります。
朝に一回消毒液を作り、お昼にもう一回作り直していました。
嘔吐・下痢を繰り返す場合は作り置きしてその都度消毒すると良いと思います。
胃腸炎での下痢の処理
オムツ編
胃腸炎になると漏れるほどの下痢をします。
①換気・消毒液作り(ペットボトルキャップにハイター2杯&水を500mlまで入れる)
②使い捨ての手袋・使い捨てのエプロン・マスクを装着
③ビニール袋を二重にしてセットしておく
④下に捨てても良いビニール袋などをひいて寝転がらせる
⑤お尻を丁寧に拭く
⑥便の付いたオムツを二重に重ねた中の方に入れ消毒液を少し入れ口を縛る
⑦処理した付近をペーパータオルで消毒液で拭き二重になっている内側に捨てる。消毒液を少し入れて口を縛る
⑧マスク・使い捨てのエプロン・使い捨ての手袋を外側に捨てて口を縛る
⑨戸外にビニール袋を置いておく
⑩手洗いをしっかり行う
トイレ編
①換気・消毒液作り(ペットボトルキャップにハイター2杯&水を500mlまで入れる)
②トイレの蓋をして流す(子どもに流してもらう)
③使い捨ての手袋・使い捨てのエプロン・マスクを装着
④子どもが触ったドアノブやトイレのつまみ・便器をペーパータオルを使い消毒する
⑤処理した付近をペーパータオルで消毒液で拭き二重になっている内側に捨てる。少量消毒液を入れて口を縛る
⑥マスク・使い捨てのエプロン・使い捨ての手袋を外側に捨てて口を縛る
⑦戸外にビニール袋を置いておく
嘔吐
①消毒液作り(ペットボトルキャップにハイター2杯&水を500mlまで入れる)
②使い捨ての手袋・使い捨てのエプロン・使い捨てのフットカバー・マスクを装着
③嘔吐物の上に消毒液をつけたペーパータオルを被せておく&換気
もし色落ちするものがある場合は、なにも付いていないペーパータオルを被せておく(ホコリやチリと一緒に空気中に舞い上がりを防ぐ為)
④子どもの服を脱がせ嘔吐物がついているビニール袋に入れ口を縛っておく
⑤子どもの体を洗いうがいをさせる。脱水症状にならないように水分を少量摂らせ安静に(水分を大量に摂取すると再度嘔吐の可能性あり)
⑥嘔吐物をつまみ上げるように取り内側のビニール袋に入れる&子どもが触った所を消毒してペーパータオルを入れたら消毒液を少し入れて内側のビニールの口を縛る
⑦子どもの服を洗い、熱湯消毒(85℃以上の熱湯に2分以上)
⑧マスク・使い捨てのエプロン・使い捨てのフックカバー・手袋を外側に捨てて口を縛る
⑨戸外にビニール袋を置いておく
ビニール袋二重はこんな感じ↓
まとめ
胃腸炎の処理でいちばん大切なことは…
自分を守ること
だと保育士時代の頃に言われていました。
自分が感染源になってしまったら、みんな道連れですもんね^^;
急な嘔吐・下痢には焦りますが、できる限り手早く処理をして感染を止められるといいですね(^^)
最後までお読み頂きありがとうございました。