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こんにちは、むるこです。
子どもがわざと怒られることをしたり、言っても聞こえないふりをしたり反抗的な態度をとられイラっとすることはありませんか?
反抗的な態度を取られるとこちらもにこやかには対応出来ず、ますますエスカレートなんてことにもなりかねませんよね。
では、子どもはなぜそのような態度を取るのか、どう対応していけば良いのか考えて行きたいと思います。
なぜ、わざと怒られることをするのか
これは自分が注目して欲しいのが一番の理由だと思います。
《何もないよりも怒られてでも注目して欲しい》《怒られても存在をアピールしたい》
そんな子ども心が、知らず知らずのうちに、反抗的な態度になってしまっていることが多いように感じます。
実際に子どもに困った行動を「どうしてするのか」と聞くと「わかんない」と答えることが多いです。
本人も「困らせてやろう」という意地悪な心が働くわけではなく、どうしてそうなってしまうのか意識しているわけではないという子が多いように感じます。
まずは、日常の中で《あなたは大切な子。怒られることをしなくても大丈夫だよ》と感じられるようにすると良いと思います。
対応方法
出来る時にプラスの関わりを持つ
お互い、怒っている時にプラスの関わりを持つのは難しいと思います。
なので、大人も心が正常な時に積極的にプラスの関わりを持つことが大切です。
・子どもの話を興味を持って聞く(否定しないで最後まで)
・感謝を伝える
・成長を喜ぶ
・一緒に遊ぶ
・触れ合う(撫でる・抱きつく手を繋ぐ)
このようなことを日常で行っていくと、子どもも大人からの愛情をたっぷりと感じることが出来ます。
存在を認める
「会えて嬉しい」「どんなあなたでも大事」
そんなことを伝えられたら大人でも嬉しいですよね。
しかし、なかなか面と向かって言う機会ってない^^;
私は、保育園時代は「おはよう!昨日ぶり!今日も会えて嬉しい」と子どもに伝えギューとするようにしていました。
幼児になると抱きつかれるのを嫌がる子もいるので、手に触れたり頭を撫でたり。
それすら嫌がる子にはとびきりの笑顔で対応していました。
家では、朝、起きたばかりだと自然にコミニュケーションも取れるのでこの時間帯がおすすめです。
条件付きではない肯定的な見方をする
「これが出来るからすごい」と言われる続けると《出来ない自分はダメなのか》と頑張りすぎてしまうことがあります。
まずは存在を認める言葉がけをしつつ、条件がなくても存在するだけで素晴らしいと感じられるように。
また「出来ると思うけど」と付けられると「出来なかったらどうなるの…」と不安になってしまう子もいます。
子どもを信じる気持ちは大切ですが「出来ると思うけどどっちでも良いよ。どうしたいか自分で考えてみて」とおおらかに対応していくのが良いと思います。
叱る時の注意点
感情的にならず、淡々とダメな行動のみ叱ることが大事だと思います。
こちらが感情的になるとその反応を無意識の中で注目されたと思ってしまい、繰り返すことが多いです。
また、自分を否定されたと思うとその怒りをどうすればいいかわからず反抗という形で出てきてしまうことがあります。
叱る目的はその行動を辞めさせることなので、スムーズに話を聞いてくれるような関わり方を探るのが良いと思います。
ちなみに、長女は繊細な性格で一つ叱られると自分を全て否定されると感じてしまうようで…^^;
注意をすると、困った行動をさらにエスカレートさせることがあります。
「長女ちゃんのことは好きだけど、叩くのは良くないと思うよ。相手が痛いよ。なにか理由があるなら教えて」
普通に注意するより、このように伝えたほうがすんなり困った行動を辞めたりします。
自分もされて嬉しい行動を心掛ける
いつも愛情を感じられず、自分の意見を話しても否定ばかりされる。
家事育児はやって当たり前だと思われ感謝もされない。
さらに、洗濯物の畳み方など細かいことにうるさく、感情的に怒ったあげく、「主婦なのに」と言われる。
こんな状況ではストライキ(反抗)もしたくなりますよね。
逆に
いつも愛情を感じ、行動を肯定的に捉えてくれる。
やったことに対して感謝もされるし、自分の話も否定されずに最後まで聞いてくれる。
母や主婦としてではなく、自分を個人として見てくれる。
注意する時も自分の為を思って伝えてくれていると感じる。
こんな人にはわざと反抗して注意を向けてもらわなくて、自分を見ていてくれると感じられ素直になれますよね。
まとめ
子ども一人ひとりによって満足する愛情の量は違います。
怒られた後、疲れている時・兄弟に注目されるときなどは《満たされていない》と感じ、わざと怒られることをして気を引こうとすることが増えます。
ダメなことはしっかり伝えつつ、愛情は言葉や態度で伝えていくと少しずつ関係が変化していくと思います。
もちろん2・3日ですぐに結果が出る訳ではありませんが、続けていけばきっと信頼関係が深まっていくのではないでしょうか。
長期戦になりますが、共に頑張って行きましょう。
なにか参考になることがあると嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。