むるこダイアリー

元保育士の雑記帳

【年齢別】着替えの教え方

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こんにちは、むるこです。
いつから子どもに着替えの仕方を教えるんだろう…いつになったら親が手伝わなくても着替えるようになるんだろう…と思うことがありますよね。
着替えで必要なことは環境を整えてあげることと着替えの仕方・コツを伝えることだと思います。
保育園では、どのように進めていたのかを順番でお話していきたいと思います。

0〜1歳児

動作、一つひとつを声に出して伝える

「手を出してねー」「足が出てきたよー」など着替えていることに意識を持てるようにするのが第一歩です。

順序をわかりやすく伝えながら着替える

ズボンに足を入れるよー→足が出たら上に引っ張るよー→ズボンが上がったら、おしりは手を後ろに持ってきて引っ張るよなど、どんな流れで行っていくのか声をかけると子どももやり方を覚えていきます。
やり方さえわかれば、やる気が出た時にスムーズに移行できます。

2歳児

出来ないところは、さり気なく手伝い達成感を持てるようにする

ポイントはさり気なく
ズボンのお尻の所に子どもの動作と共にサッと指を入れたり、上着で顔が出なかったら少し引っ張ったり…
《自分出来た》と達成感が持てると、自信になります。

好きな服を選ばせる

イヤイヤ期真っ只中の2歳児。
着替えるまでに一苦労なんてことも多いと思います。
そんなときは、自分で選んでもらうとスムーズに着替えが出来ます。
柄だらけのへんてこコーディネートになったとしても、やる気を育てることが一番。
《公園に長靴は危ないな》など使って欲しくないものは事前に隠しておくといいと思います。

幼児(3歳児〜5歳児)

個々に合わせた言葉がけやお手伝いをする。

着替えの仕方がわかるようになり自分のことは自分でしようとします。
手先も器用になりボタンやファスナーも一人で出来るようになってきます。
幼児クラスで「やって」と言ってくる時は見極めが必要です。
出来るけど甘えている場合は、求めていることは手伝ってもいいと思います。
全てではなく一部だけ手伝うと満足して自分で着替え始めたりします。
手先が不器用でボタンやチャックが難しい子には、指先を使う遊び(つまむ・入れる・引っ張るなど)を多く取り入れることで着脱が上手になる子もいます。
個人差・意欲ともに個人差が出やすいので子どもに合わせた言葉がけや援助が必要です。

見守ることも大切

幼児くらいになると自分で着替えることも増え「着替えてね」と声をかけるだけで任せてしまうことも多くなります。
そして終わっていないと「早く着替えて」と注意しがち。
《やる気がないな…》《違うことに気を取られているな…》という時は側に座って見守ってみると着替えに意識が戻ったりします。
「どれから着替えるの?」と聞けば自主的に着替え始めるかもしれませんし「着替えたら畳むの競争しようね」など終わった後に楽しみを作ると着替えてくれるかもしれません。
大人になると着替えは習慣ですが、子どもは始めるまでに時間が掛かりがち。

キッカケを作るだけで子どももスムーズに着替えてくれるようになることも多いです。

 

自ら着替えが出来るようになるためには

時間を作る

時間がない時は、こちらも急かしてしまったり遅くてイライラしたり…
着替えの時間を余裕を持って見ておくと、ゆっくり手順を教えられたり頑張っている姿を応援したりと気持ちに余裕が出来ます。
穏やかに見守った方が、子どもも落ち着いて取り組めます。

着替えやすいように広げて置く

ズボンは畳んである状態より、前を上にして置くことで着替えやすくなります。
上着は、前面を下にして置くことで頭を通して腕を入れるだけなので「どっちが前?」と混乱する事がなくなります。
まずは着替えやすいようにセッティングして自分で出来たという体験を多くすることが大切です。
経験を積むことで【自分で広げて着替えてみる→着替えのコツを掴み、自分で洋服を出して一人で着替える】と次のステップへと進んでいきます。

前後がわかりやすい服を準備する

前面に絵があるTシャツ・ポケットが前にあるズボン・リボンなどのワンポイントのあるパンツやシャツなど、子どもがどっちが前か自分でわかるものだといいですね。
着替えやすく誰が見てもわかるような洋服を準備すると着替えやすいと思います。

上履きはかかとに紐をつける

かかとを引っ張るのは小さな子だと力が弱く難しいもの。
かかとの所に紐をつけると引っ張りやすくて小さな子どもの力でも履くことが出来ます。

一緒に喜ぶ

大人に認められるのは嬉しいもの。
「ズボン、足が出せたの?」と喜ぶと《こっちも出来るよ》と言わんばかりにズボンを持ち上げたりします。

【出来た】の気持ちに共感して一緒に喜ぶことで次へと繋がっていきます。

まとめ

着替えは、順番やコツを教えながら、いかに本人のやる気を引き出すかが大事になります。
発達によってお手伝い・言葉がけの仕方に工夫が必要です。
取り組みやすいような環境を整えて手伝いもしながら、意欲を高めていけるといいですね☺

何か参考になることがあれば嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。