子どもの言動にイライラとするのは自分の子供時代に満たされなかった感情が原因かも インナーチャイルドの癒やし方

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こんにちは、むるこです。

子どもの些細なこと言動が許せず大きな声で怒ってしまう…
子どものわがままにイライラする…
泣かれると苛立つ
こんなことはないですか?

これにはインナーチャイルドが影響していることがあります。
インナーチャイルドとはなにか・実際にどのようにするとイライラが軽減するのか実際にやってみて感じたことを書いてみたいと思います。

インナーチャイルドとは

インナーチャイルドは《内なる子ども》と訳されます。
自分の中に住んでいるありのままの子供の頃の自分というイメージです。

インナーチャイルドは乳幼児期〜成人するまでについた心の傷の事を持っています。

自分自身の子供時代と重ねやすいので、子育て中はインナーチャイルドが刺激されることが多いです。

特定の言動に特にイライラしてしまう場合は《子どもの頃の満たされなかった気持ちである》ということがあります。
自分が子どもの時に親に怒られて我慢していたことを子どもにされると《自分は我慢してたのに》という気持ちが無意識に出てきて拒絶反応を起こします。

私の場合

我が家では叱る基準を

・自分が傷つくこと(危険なこと、自分の体や心を傷付けること)
・相手を傷つけること(言葉や身体的な暴力)
・周りに迷惑がかかること(物を傷つけること、自己中心的な言動)

と決めていて他のことは受け流したり《子どもだからしょうがないね》と見守ったりしていました。
しかし、唯一、感情的に怒ってしまうことがありました。

それは《子どもに話を聞いているのに何も言わないどころか、泣きわめき暴力的になる時》

最初は誰かを傷つけることだから注意していると思っていましたが、心からイライラした感情が湧き上がる感覚がありました。

そしてある時、私の母である実母が長女が泣いてる時に掛けた言葉でハッとしました。

「泣くんじゃない!うるさい!」

いつもは穏やかな実母です。
おばあちゃんから怒られたことのない長女はさらに泣いていましたが…

でもその時に私は自分が子どもの時は《泣くと叱られてた》という気持ちが蘇ってきました。
また、3姉妹の真ん中っ子でなにかを選ぶ時も《お姉ちゃんから》《小さい妹から》という基準で自分に選ぶ権利がなかったこと
親はいつも忙しそうで話も聞いてもらえず自分の意見は意味がないと思ったこと

そんなことを思い出しました。

まぁ、年子の三姉妹だったので母も限界だったのでしょう^^;
その時の状況を責める訳ではないのですが、この時湧き上がってくる感情の正体を見つけた気がしました。

「この子は話を聞いてもらえるのに」
「大声で泣くなんて許されたこともないのに」

自分の中のインナーチャイルドがそう言っているように感じました。

インナーチャイルドの癒やし方

目の前の子どもに自分がして欲しかったことをすると心が癒やされます。
《泣いている時には怒鳴るのではなくて抱きしめて頭を撫でて落ち着くまで待って欲しかった》
《どうしたのか理由を聞いて欲しかった》
実際に我が子にそのように接すると自然に涙が出てきます。
その時に《私はこうやって認めてもらいたかったんだな…》と我が子を通して疑似体験ができます。

しかし、これができるのは自分以外の人に怒られいている時限定^^;
自分が怒っている時…
しかも自分がして欲しかった対応(理由をしっかり聞く・落ち着くまで待つ)をしてもずっと泣いていたり叩いたりしてきた時にはインナーチャイルドが暴走します(-_-;)
「どうして聞かれてるのに理由も言わないで反抗するの?」
インナーチャイルドが表面化して実際に子どもに言ってしまうことも(-_-;)
こうなるとインナーチャイルドが我が子に嫉妬している状態^^;
抱きしめる所ではありません^^;
グッと自分の感情を押し殺して抱きしめることもありますが顔が強張るんですよね…
そんな時は、子どももこちらの気持ちを察知するのか逆になかなか泣き止みません。

なのでインナーチャイルドが表面化して暴走する時にはその場を離れること。
そして、自分の気持ちに《辛かったね》と共感することが大切です。
そこで「怒っちゃって自己嫌悪」など思ってしまうと子どもの頃の自分の気持ちを否定してしまうことになります。
思う存分共感したら《目の前の子どもは自分じゃない。自分の気持ちを押し付けてもしかたない》と思えるようになります。

まとめ

インナーチャイルドは、なかなか手強くてすぐに癒やされる訳ではありません^^;

でも、子どもが生まれるまで気づかなかった自分の中にある根本的な原因を知る良い機会をもらったと思うこともできます。

根気よく付き合っていけるといいですね。
インナーチャイルドが癒やされると過去にとらわれず今や未来に目を向けられるようになります。
ただ、つらい過去と向き合うことは心身ともに負担が掛かります。
なので無理をせず、できる範囲で(^^)
自分を大切にしていけるといいですね(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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