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こんにちは、むるこです。
怒られてもシュンとすることなく、親に反抗して叩いてきたり蹴ってきたりと攻撃的になる子はいませんか?
《叩くことを注意するとヒートアップするし、何回伝えても繰り返すのでうんざり…》なんて経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
我が家の長女もこのタイプで相当頭を悩ませました^^;
未だに怒ると親に手が出ることもありますが、ピーク時に比べて落ち着いてきたように感じます。
経験を元に考えた原因と対策についてお話したいと思います。
同じような状況で困っている方の参考になれば幸いです。
親を叩く原因
安心しているから
安心しているから親に手を出してしまうのだと思います。
《どんな状況になっても見捨てられたりしない…》《受け止めてくれる》という思いが根本にあるのだと思います。
確かに保育士の頃はこんな場面に出くわさなかったんですよね。
また長女も親以外には叩いて怒ることは皆無…(妹にすらしない)
心の根っこの部分で《この人はぶつかっていっても大丈夫》と感じているので手が出るのだと思います。
感情の発散が難しい
同じ出来事でも次女はほぼ叩いてきたりすることがありません。
これは大きな声で泣くだけで発散ができているからだと思います。
大声でわーっと泣きますが、落ち着くと切り替えます。
逆に長女は大声で泣きつつ叩いてきます。
そして、泣く時間も長い^^;
泣くだけだと発散が難しく、叩くなどの行為が誘発されているように感じます。
失敗した対応
叩くことを注意する
我が家の方針で《相手を傷つける行為をした時に叱る》というものがあります。
しかし、叱れば叱る程ヒートアップ^^;
子どもは最初になぜ怒られたのかすら忘れてパニック状態になることも^^;
また、叩くことを注意しすぎてしまい、その感情を抑えきれず自分の足を踏みつける・手の甲を噛むなど自傷行為に発展してしまいました。
止めようとする
攻撃を抑え込んで落ち着かせようとしたり抱きしめたりしようとするととばっちりを受けます。
気分は大魚を掴む漁師!
しかし、一度も仕留められたことはありません。
痛手を負って終了^^;
落ち着いた時、本人にどうして暴れるのか話を聞いてみましたが「止めたくても止まらない」とのことでした^^;
放置する
子どもの叩く力だし、反応が楽しくてやっているのかな…と思い、叩いてきても反応せずに過ごしてみました。
するとそれも気に入らなかったのか今度は引っ掻いたりつねったりとさらなる攻撃を仕掛けてきます。
痛い…
「痛いから辞めて」と話しかけてしまい終了でした^^;
うまくいった対応
発散させる
ネネちゃんのママは、子どもの頃は《裏でうさぎのぬいぐるみを殴りこわいことをするな…》という印象でしたが…
子育てするようになって怒りの逃し方が上手い人なんだな…という認識に変わりました(笑)
まずは暴れてもいい環境を整えます。
枕なら叩いて良いなど発散する手段を伝えます。
また戸外なら走ったり地団駄を踏ませたりすると発散ができるようで落ち着くこともありました。
発散したあとの方が切り替えの言葉もすんなり子どもに響くようです。
切り替える方法を一緒に考える
これは、怒っていない時に何気ない会話で確認してみると良いと思います。
長女に「なんで怒っている時叩くの?叩くことも更に怒られて嫌じゃない?お母さんも痛いの嫌だな」と聞いてみると「手が勝手に動いちゃう」とのこと。
そこで今度叩きそうになった時の対応策を子どもと検討。
「叩きそうになったら相手が見えない所に行ったら良いんじゃない?」「ふわふわボールをここ(危なくない&近所迷惑にならない所)に投げたら良いんじゃない?」「お水を飲んだら落ち着くんじゃない?」と提案したり子どもから意見を聞いたりします。
そうすると泣いてパニックになる前の段階で話し合ったことを提案すると話を聞いてくれるようになります。
注意点
生理的欲求を満たされていない時は効果がない
子どもが八つ当たりしてくる時に《眠い》《暑い・寒い》《お腹が空いている》《体調不良》など生理的欲求が満たされていない時は注意が必要です。
大人も寝不足の時は《なんだかむしゃくしゃする…》と感じ、人や物に八つ当たりしてしまいそうになりますよね。
私も一度長女の眠気に気付かず発散に誘いましたが、疲れると更に尖ったナイフのように歯向かってきて…
結局、泣きつかれて寝てしまうなんてことがありました。
この時の対処法は発散ではなく、休息^^;
八つ当たりしてきている子どもがどのような状態か把握することで対処法を変える必要があります。
まとめ
親も毎回八つ当たりされるとにうんざりして疲れてしまい、イライラしてきます。
親自身にゆとりがないと冷静な対応は難しいんですよね。
うまくストレスを発散しながら無理せず子育てをしていけると良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。