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こんにちは、むるこです。
世の中には《怒るのではなく叱ることが大切》という情報が溢れています。
しかし、なんでも嫌だという・ワガママがひどい・愚図って大声で泣かれる…
そんな時、つい感情的に怒ってしまうというのは、子育てあるあるなんじゃないかと思います。
私もイライラがひどい時にアンガーマネージメントの本を読み漁りましたが、うまく行かず…
結局、今は自分で基準を決めて叱る時は叱る。
感情的になりそうになったら受け流すという方法を取るようにしています。
私が子どもへのイライラピークの時、どう対応しているのかをお話します。
うまく行かなかった怒りの抑え方
6秒数える
《怒りのピークは6秒》と言われているので、何度も数えましたが…
数えたところで、目の前の問題がなくなっているわけではなく意味がありませんでした。
…というか、ずっとイライラしてるのにいつから6秒?
ひたすら6秒を数えていました^^;
深呼吸する
イライラするたびに深呼吸をしていたら息を吸いすぎて過呼吸になることがありました。
イライラしている上に苦しい…
しかも呼吸のしすぎで肺が痛い。
これも、うまくいきませんでした^^;
その場を離れる
イライラしたら、その場を離れてリセットするといいと聞きましたが、なんせひたすら子どもが付いてくる。
こっそりその場を離れても「怒っちゃいそうだからあっちの部屋に行くね」とお話して離れても必ず付いてくる。
どうやったら離れられるのか未だに謎です^^;
やったこと
まずは、イライラしても本当にそれが叱るべき事なのか考えます。
保育園では
・自分が傷つくこと(危険なこと、自分の体や心を傷付けること)
・相手を傷つけること(言葉や身体的な暴力)
・周りに迷惑がかかること(物を傷つけること、自己中心的な言動)
などが見られたときは、向き合って話をします(叱ります)とお話していました。
でも、母になると沸点が低くなりがち。
これは、本当に叱ることなのか?
イライラすることなのか?
感情に左右されていないか?など考えるようにしました。
自分なりに編み出したイライラの対処法は《誰かになりきる》こと
叱る基準に達していなくてもイライラするものはイライラするヽ(`Д´)ノ
そんな時は「この人ならこう言うだろうな」と思い浮かべて対応していました。
私の保育園には、いつもニコニコ、子どもに信頼されて困ったことにも優しく対応する保育士がいました。
【その人がこの子の親なら良かったのかな…】じゃなくて【この先生だったらこのように対応するだろうな】という行動を想像して真似してみること。
なりきることで優しく対応ができたりします。
実際に目指す人がいないのなら、アニメの人物や妄想の人物でも。
ちなみに、私の理想は、おさるのジョージの黄色い帽子のおじさん。
子どもと、このアニメを見るたびに黄色い帽子のおじさんのジョージへの声掛けや対応の仕方にホッコリさせてもらっています。
黄色いおじさんの対応でも子どもに響かない時は、丁寧な言葉づかいの執事(妄想)やポジティブキャラのプリンセス(妄想)サバサバキャラのお姉さまなど様々なバリエーションを準備して試していました。
アニメのスポンジボブが子どもたちのお気に入りなので、真似をして明るく笑い飛ばそうとしたこともありましたが…
馬鹿にされてると感じたみたいで^^;
さらにこじらせたこともありました^^;
誠心誠意つくして丁寧に諭して伝わらないと「こんなに頑張ってるのになんでわかってくれないの」と自分を否定された気持ちになり怒ってしまいがちですが…
こうして対応すると子どもに否定されても自分以外のキャラが否定されたと感じ、意外と冷静にいられます。
またそのようになりたい自分になったり、いろいろなキャラになりきって対応をしていくことで、子どもの切り替えるポイントが見えてきます。
最初は《自分以外の誰か》と意識していたことも何度も繰り返していくと気持ちもついてくるので、優しく対応出来るようになってきます。
まとめ
叱る基準に達した時は、真剣に叱ることも大切です。
しかし、それ以外の時は、必死になりすぎず受け流して対応してもいいと思います。
怒りというのは、その人の心や体を消耗させます。
《柳の雪に折れなし》ということわざにあるように、柔軟なものの方が剛直なものより耐える力が強いということがあります。
子育ても、芯は固くそれでいて柔軟に対応していけるといいですね!
なにか参考になることがあると嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。