【小1】スタートカリキュラムの充実 10年前とはだいぶ変わっていました!

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こんにちは、むるこです。

小学校1年生になって《いざ勉強か…?》なんて思ったらなかなか授業は始まらず…
生活の説明やらお友達作りやらの時間割りでびっくりしたなんてことはありませんか?
私も長女が入学して初めて知りました。
スタートカリキュラムなんてものがあるんですね(^^)

長女のように緊張しやすいタイプの子には本当にありがたいカリキュラム!
ちなみに《10年前はこの制度なかったのでは?》と思います。

過去の話もしながら、スタートカリキュラムについて書いていきたいと思います。

スタートカリキュラムとは

スタートカリキュラムとは、小学校に入学した子どもたちが小学校に慣れることができるようにするカリキュラムのことです。
幼児期には遊びを通して様々なことを学んでいます。
スタートカリキュラムはそのような経験を引き継ぎ、小学校に慣れていくことを目的としているようです。
自分の子どもの時は、すぐに机に座って授業だったので斬新な発想です。

https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/startcurriculum_mini.pdf

↑詳しくは国立教育政策研究所の資料を御覧ください(^^)

小学校との話し合い&小学校引き継ぎの苦い思い出

10年前の私が年長クラス担任だった時の話。
その頃も幼稚園・保育園→小学校に進学する上で連携を深めようと地域の幼稚園教諭・保育士・小学校の先生が集まって意見児交換する場が設けられていました。

そこでの小学校のイメージは…
融通が効かなそう…でした^^;

保育園の遊びを伝えても「カリキュラムにないから」

・砂場では、水遊びをして土の変化に気付けるようにしたり重さの違いを感じている

・山から水を流すことによって水の流れを感じ自分たちで工夫して道を作ったりしている

・色水では違う色を混ぜることによって変化することを感じお友達と意見交換をしている

など《幼児期に育ってほしい姿》に沿って色々な話をしました。

小学校の先生は「それは理科に繋がりますね」「それは算数に繋がりますね」など同意をしてくれました。
そして「机上では感じられない実体験の中で学ぶことも多いですね」と仰っていました。

保育士から「小学校でも実体験の中で学ぶ機会はあるのですか?」と質問が出たのですが…
「ないですね!カリキュラムにないので!」とバッサリと言い放っていらっしゃいました^^;

「そもそもカリキュラムをこなすことで時間は埋まってしまうので、それ以外に工夫する余地はない」とのこと。
「でも植物の観察などカリキュラムに入っている実体験で学ぶ機会はありますよ」というお話。

保育園・幼稚園は自主的に遊ぶ中での発見が多かったのでちょっとしたズレを感じました

小学校との引き継ぎで…

卒園前に保育士は子ども達が通う小学校の先生と話をして引き継ぎを行います。

新しい環境に慣れるのに時間がかかり、少し配慮をして欲しい子の話になって具体的な説明をすると…
「うちはそういう子は保健室が行き場所になっているんで」となんだか保健室任せな発言^^;
保護者も心配していることを伝えると「小学校は保育園と違って直接会う機会がないのでご意見頂くことは少ないんです」「何かあったら校長が対応するので」と…

また私が当時勤めていた保育園はしつけしっかり型だったので「この保育園から来る子は心配してないんですけどね…他の保育園から来る子は座ってられなくて」とのこと。
私のいた保育園を褒めようとしてくれたのかな…と思いますが、なんだかモヤモヤ…
座っていられないならその対応を考えて配慮すれば良いんじゃないか?

そこで私の小学校は《学問に付いていける生徒の為の場所》という印象が強くなりました。

入学した小学校のスタートカリキュラム

そんな印象を10年持ち続けて挑んだ小学校入学。
聴覚過敏で嫌な思いをしないように療育に相談したり、様々なことに意欲を持てるよう興味のあることを十分できるように工夫したり…
保健室登校でも良いのですが、少しは楽しく登校して欲しいという気持ちで取り組んできました。

しかし、入学してみて拍子抜け。
1週目は机上の学習はなく、子どもの合わせたカリキュラムが並んでいました。
勉強らしい勉強はなく小学校で過ごすのに困らない為の説明や他のお友達と話して交流する機会が盛りだくさん。

人見知り&新しい環境が苦手…
未だに私が教室まで送り届けて毎回泣く長女ですが、このようなカリキュラムのおかげで少しずつ慣れてきているように感じます。

入学前は
「お勉強わかんなかったらどうするの?」「どこに行けばわからなかったらどうするの?」と不安ばかり口にしていましたが…
「先生が教えてくれるから大丈夫」と思えるようになった様子。
本当にありがたい!

まとめ

保育・教育現場も目まぐるしく変化しているのだと改めて感じました。
良い方向に進んでいて本当にありがたいです。
今後、どのような時間割りになって来るのかわかりませんが…
スムーズにスタートダッシュを切れたので、興味を持って取り組めるようにおうちでもサポートしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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