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こんにちは、むるこです。
療育センターと聞くとどんなイメージがありますか?
障害のある子が行く所、敷居が高くて相談しにくい…
そんなイメージがあるのではないかと思います。
しかし実際に相談に行ってみると、専門知識豊富な職員が優しくアドバイスをしてくれて行ってよかったなと思いました。
《困ったことがあれば気軽に相談してみるのもいいのでは》と印象が変わったので、その理由を書いてみたいと思います。
療育センターとは
療育センターは、幼児から学齢児までの障害もある子どもが、地域の中で安心して生活できるよう、障害児及びその家族を総合的に支援する地域療育の拠点として関係機関と協働しながら運営を行う施設です。
要は子どもの障害や発達の遅れ・偏りなどから生じる困ることを軽減するためのサポートをする場所です。
療育センターのイメージ
保育園で療育センター受診を勧める際には細心の注意が必要でした。
療育=障害児のイメージが強く、実際に勧めるとショックを受けて保育園に不信感を持ってしまう方もいました。
療育センター受診を勧められたことに対し周りの人も「子どもなんてこんなものじゃない?療育に行くように見えないけど」なんて言葉。
気軽に行くことができない敷居の高さをヒシヒシと感じました。
また療育センターの概要が見えないので「行ったら障害児認定されるのでは?」なんて声の聞こえてきました。
私も実際《障害を持つ子や発達障害を疑う子の困りごとを軽減する施設。忙しそうなので長女のように日常に支障のない子は行ってはいけないのでは?》と思っていました。
今回療育に相談に行った理由
1歳半検診・3歳児検診などで区の心理士さんに相談することが多かった長女。
小学校に通う前に一度見てもらってもいいのではないかと区役所から連絡がきたことがきっかけでした(療育センターの発達診断の予約は約半年待ちと言われているので早めの受診を勧められた)
- 聴覚過敏
- 不安が強い
確かに小学校でつまずく可能性が高い繊細ガール。
入学前なのに、もうすでに不安がいっぱいのようで《小学校一人で行けなかったらどうするの?》《どこに行けばわからなかったらどうするの?》と心配しています^^;
なので、この年長の途中での相談になりました。
療育相談の流れ
電話相談・相談予約
「半年先と言われているし予約だけでも取っておこうかな」なんて思い電話をしてみると…
その電話でどのようなことに困っているのかの問診になりました。
予約を取るだけ…なんて思って電話したのに、意外に時間がかかりました。
療育センターに連絡するのは時間に余裕があるときに…
そして困りごとをメモして電話するのが良いと思います^^
また、実際に親と話して必要がありそうなら子どもの発達診断や医師の診察になるということでその場では予約が取れないとのこと。
なので、まずは私が相談する日を一週間後に予約しました。
療育センターでの相談
母子手帳確認
持ち物は母子手帳。
発達の様子を過程を見たいとソーシャルワーカーさんは別室に移動。
私は療育センターの個人情報取り扱いの書類や概要などのプリントに目を通しました。
問診票・家族構成記入
待っている間に今回の相談内容・家族構成など記入。
相談・提案
母子手帳を確認したソーシャルワーカーさんが戻ってきて相談スタート。
電話で一通り話していて大まかな内容は知っているので、改めて一つひとつ詳しく話していきました。
それに対して解決方法を一つずつ提案していただきました。
その他にも、食事・睡眠・着脱など難しいことはないか…
文字の学習などに不安はないかなども聞かれました。
この相談から発達機関への提案もできるとのこと。
必要性を感じたら医師の診察など繋げてもらえるようです。
長女の場合、聞く限りでは発達診断などの検査は早急では無さそうだということで様子見になりました。
この相談では親である私の話もいろいろ聞いてもらいました。
話すことでいろいろ頭を整理することができました。
聴覚過敏へのアドバイス
対応していることを話しました。
聴覚過敏への対応の記事↓
基本的にこの対応で良いとのこと。
《自分で苦手な音を把握して回避する方法をわかっているのは良いこと》とお話をいただきました。
心配だったのは《登降園で苦手な音に遭遇してしまった時の対応の仕方》
慣れるまでは一緒に登降園をして不安を和らげてあげることや苦手な音に対しどのようにすればいいのか実際にやってみることが有効とのことでした。
不安が強いことへのアドバイス
先のわからないこと・急な予定変更などに不安を感じやすい長女。
その為、不安に感じそうなことは、一つひとつ確認したり事前に伝えるようにしていました。
この対応に関しては《事前に伝えるのもいいが一緒に深刻になりすぎると負の連鎖に陥ってしまいさらに不安が増してしまう。深みにハマりそうなら気を反らせてしまっても良い》とのこと。
また文字が読めるようになっているので言葉で伝えるだけではなく、書いて見せることも有効とのこと。
不安になったら確認できるということで安心感を持てるそうです。
就学までにやっておくこと
入学前までに小学校側に事前に相談しておくことをお勧めされました。
今の小学校は特性を理解して一人ひとりに対応していく形になってきているとのこと。
事前にその子の特性を伝えておくことは子どもにとっても学校側にとっても良いことなのだそう。
就学児検診があるので、その時話してみようかなと思います。
まとめ
幼稚園で困ることがほとんどなかったので《療育センターで相談するほどではないんじゃないか》と思い躊躇していたのですが…
入学前の段階で相談できて良かったと思います。
新しい提案はもちろん、やっている対応が間違っていないと言われると安心します。
《娘さんも頑張っているけどお母さんも頑張っていますね》《子どもの為にいろいろやっているのはいいことです》とお母さんにも寄り添ってくれます。
子育て中って認められることも少ないので、優しい言葉を掛けられると泣きそうになります(T_T)
これからも必要な時には話を聞いたり助けてもらいながら、長女にとって過ごしやすい環境を作っていきたいと思います。
なにか参考になることがあれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。