保育士からの子育てのアドバイスは参考程度に。保育と子育ては違う

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こんにちは、むるこです。

保育士に相談したらアドバイスされたけど《本当にそれがいいのかな…》なんて思ったことはありませんか?
私も保育園での様子を見て「こうしたら保育園ではうまくいきましたよ」なんて言ってきましたが…
母になると保育士のアドバイスに《なにか違うな…》と感じることが…

なぜこのように思ったのかまとめてみたいと思います。

家と保育園の様子は違う

集団生活と家庭では子どもの様子が違うということです。
保育士のやり方が上手く言ったのは、その状況だから。
保育園では、頑張っている子が多く保育園では出来るのに家ではやらないというのはよくあることです。
なので、保育園でうまくいった方法が家で必ずうまくいくとは限りません。

保育士によっても意見が違う

こうしたらうまくいくというのも、保育士の経験の中で出来たことで我が子に合うかはわかりません。
保育観の異なる保育士では、アドバイスの内容も変わってきます。

事例

トイレトレーニング

初めて行ったちょっと遠い児童館でのこと。
母親は抱っこの赤ちゃんを連れて、そこにいた保育士に世間話をしつつ相談していました。
「上の子、もう2歳になるのでこの夏にはオムツを取りたいのに全然トイレに行かなくて…」
それを聞いた保育士は
「パンツにしちゃえばいいのよ!夏は洗濯物もすぐ乾くし。〇〇ちゃんよくわかってるじゃない、すぐとれるわよ」

私の心の中は…
保育士さん!そのお母さんパンツの前に下の子の夜泣きが大変だって話してたじゃない。
その子、お母さん見ながら他の子にちょっかい出して気を引こうとしてる…赤ちゃん返り中っぽいのに…

その保育士は、今までそのやり方でトイレトレーニングをしてきたのかもしれないけど…
そして、子どもも実は今日だけ荒れてるのかもしれないけど…
お母さん素直に「やってみます」って言っちゃってる。
お母さんも子どもも負担が増えて大変なことになりなりそう。
トイレトレーニングは色々なやり方があり、その子に合わせて進めていけば良いのでは…と思ってしまいました。

それって今の年齢に必要?

今度は、長女の話です。
繊細な所があるので、発達が心配な子達が通う教室に見学に行きました。
この時、長女は2歳。
そこではまず入室したら、子どもと親が一列に並び保育士の前で挨拶をしていました。
これが2歳に必要なのか?と疑問だった所。

どんな事をしたかというと…
保育士の前に正座で座る→「お名前は?」と聞かれ子どもが名前をフルネームで言う→◯日だよと言われシールを貼る。この一連の流れを親の助言なしに進め、わからないことがあれば自分で保育士に聞く

正座…?
入園しても名前を呼ばれて返事をするだけなのに…(もしや入園の面接の時の受け答え対策?でもここまで必要か…?)
シール帳のシールだって、最初はみんなで一緒にやっていくのに…
2歳児クラスの子達であろう娘たちには、レベルが高いんじゃ…
案の定、娘はわからなくてモジモジ…
私が助け舟を出そうとすると「お母さんは言わないで」と注意されました。
なんとか終わって主な活動。
どんなことをするのか…とドキドキしていたら、こちらはお面に目のシールを貼って自由にクレヨンで色を塗る1歳児レベル(笑)
《さっきまでの厳しさはなんだったんだ?…あれは、何の為にやってるんだろう》
疑問でいっぱいでしたが、娘はこの製作が気に入り通いたいと…
私は、正直あまり乗り気じゃなかったですが、長女がやりたいなら…!!!
正座・フルネームは事前に練習、行く直前にカレンダーでシールの位置を確認することで毎回スムーズにいくようになりました。
そんな中でびっくりしたのが、親がそれが普通だと思ってしまっていること。
まだ難しいと我が子に「ちゃんとしようね」なんて言う姿も…
いや…まだ難しいし、これが出来なくても幼稚園や保育園で困ることもないのに…
もし、この保育士と一緒にクラスを組んでたら、保育の仕方が合わなかっただろうな…と感じました。

家庭を配慮しないアドバイスは時に母親を悩ませる

また、教室での出来事です。
活動が終わったら、子どもは遊ばせて親だけで話す時間がありました。
主にお母さんが悩みを話して、保育士が助言をするというもの。
そこで「上の子が下の子に攻撃的で…」なんて悩むお母さんに「愛情が足りてないんじゃない?」と…

私(´゚д゚`)
いやいや…こんなみんなが聞いてる中でそれを言う?
お母さん涙ぐんでるよ…
《なるべく上の子との時間を大切に…》なんて言ってるけど、出来ないから困って今相談したんじゃないか?(´-﹏-`;)

その家庭の状況を理解していない正論は何も解決しないと感じました。

アドバイスの押し付け

またまた教室でのこと…

娘は、初めてのことが急に起きるとパニックになるので、色々なことに対して事前に言葉掛けをしていました。

この時期は犬の声・バスの音が特に苦手だったので近づいてきたら事前に知らせて心構えを出来るようにしていました。

それを伝えると保育士の先生に「お母さんが先回りしすぎ。何も言わないで慣れていかなきゃ」とアドバイスされました。
《不安がる子に声を掛けないなんて援助の仕方があるのか?》と思いつつ実行してみると…

恐がることが増え、さらに「恐いから外には行きたくない…」と言うように^^;
これは合わなそうだと判断して中止。
「どうだった?」と聞かれ「ダメですね。娘には合わないみたいで」と伝えると、「今が頑張り時だから続けてみて」と。
子育てサークルに行くたびに、何度も言われるようになりました…
そんな時、3歳児検診があり心理士さんに聞いてみると「恐い印象が残るより、事前に取り除いていい。成長と共に出来るようになる」と言われホッとしました。
今までさんざんアドバイスしてきていた保育士の先生。
「心理士の先生に相談したんですが…」と話したらその話題に触れてくることはなくなりました^^;
きっと私が頼りなく見えたから助言したかったんだろうな…とは思いますが、アドバイスの押しつけはストレスになると感じました。

まとめ

経験豊かな保育士にアドバイスをもらうとそれが正しいのかと感じてしまいがちです。
しかし、いろいろな保育観・考え方の保育士がいることは覚えておいて欲しいと思います。
家での子どもの様子・反応を一番知ってるのは親です。
やってみてうまくいかなければ他のやり方を…
保育士のアドバイスは《一つの方法だ》と参考にする程度でいいと思います。

少しでも参考になることがあると嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。

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