むるこダイアリー

元保育士の雑記帳

【発表会】幼稚園の劇の配役にモヤモヤ 要望を伝えるって難しい

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こんにちは、むるこです。

発表会で劇をする年長さんが多いと思います。
自分の子が希望の役になれなかった・出番が少ない・悪役になってしまった…
親としてはモヤモヤすることも多いですよね。

実際、保育士時代は、運動会・発表会(お遊戯会)に関するクレームはかなり多かったです^^;

でも今回、保護者の立場で劇の役決めがあり、初めてモヤモヤする親の気持ちがわかりました。

役決めの長女の様子・私の思い・劇について先生に要望を伝えて失敗した経緯を書いてみたいと思います。

長女の役決め

今回はプリンセスが主人公の劇をするということで女の子の立候補が続出。
オーディションで5人の中から2人、主役を決めることになりました。
プリンセス大好きな長女がまさかの立候補!

《主役だと一人でセリフ言うんだよ?》と念押ししましたが《出来る!》とやる気満々でした。

前日

「みんなの前で一番上手にセリフを言えた人がプリンセスできるんだよ」と教えてくれた長女。
ディズニープリンセスのDVDを巻き戻して何回も見ながら、セリフや歌を一生懸命練習していました。

オーディション当日

「みんな緊張してたけど、長女は大きな声が出せたんだよ」
「見ていたお友達も長女が一番上手って言ってくれた」

話を聞いてみるとホールでクラスの子がいる中でセリフを言ったとのこと。

その日の帰りのバスに担任も乗っていて「長女ちゃん、すごく上手だったんですよ」と私に教えてくれました。

結果は次の日に出るということで、上手にできたことで期待した娘は嬉しそうにセリフや歌の練習をしていました。

結果

当日の朝のバスで違うクラスの先生も「プリンセスのオーディション、長女ちゃん、すっごい上手だったって聞きましたよ」と教えてもらいました。

担任・他のクラスの先生・お友達に上手だと言われたことで自信をもっていたのか「今日の発表たのしみ♡」と登園していきました。

しかし…

帰ってくると「選ばれなかった…」としょんぼり…。
5人中3人主役になれたのに、長女は外されてしまった様子。

今まで嬉しそうに練習していたセリフや歌も「プリンセスになれなかったから…」とやめてしまいました。

担任から聞いた話

課外教室のお迎え待ちの時に担任に声を掛けられました。
長女もいなかったので、そこでオーディションの概要を教えてもらいました。

「上手な人がプリンセスになれる」という約束は本当だった様子。
長女の発表は大きな声で聞き取りやすく、ホールで聞いていたお友達からも「プリンセスは長女」と言われていた様子。
先生も《主役のプリンセスは長女にしよう》と思って帰りのバスで私に「上手だった」と教えてくれたとのことでした。

それが覆るのは次の日の役を発表する日…
長女は泣いて登園したとのこと。

それを見て「本番当日も泣いてしまうかも」と思い、急遽、違う子に変更した様子。
選ばれると思っていた長女は発表で大泣きだったそう。

落ち込んでいたので、家でフォローしていること。
幼稚園で先生にもフォローして欲しいと伝えました。

課外教室の帰りにはお友達が私に「私はプリンセスだけど長女ちゃんは落ちちゃったから違う役なんだよ」と…。
長女は泣きそうな顔をして涙を堪えていました。
そして相手のお母さん気まずそう(笑)
私が「そうらしいね。それでも劇、すごく楽しみ」とその子に伝えると長女の表情も少し和らぎました。

それからの長女

家で全く発表会の話をしなくなりました。
それでも《お母さん、楽しみだなー》《可愛い姿撮るために、ビデオの練習しとかなきゃなー》と長女&次女に声を掛け続けました。

ポジティブな言葉のシャワーを浴びせ続けると、寝る前にポツポツと話をしてくれるようになりました。

  • 「長女、プリンセスになれなかったのは泣いちゃうからだって先生言ってた。劇だと泣いちゃうのかも」→「大丈夫だよ、今まで発表会で泣いたことないでしょ」とフォロー^^;
  • 「プリンセスみたいに一人でセリフ言ってみたかったんだけど…先生が長女はみんなと言ったほうがいいっていってた」→「きっとみんなの前でセリフ言った時に長女が上手だったからみんなで言っても目立つって思ったんじゃない?」とフォロー^^;

しょんぼり話す長女を必死にフォローしました。
すると、大勢で出てきて順番にセリフを言うことを教えてくれました。
やっと聞けた新しい役の情報(笑)

モヤモヤポイント

そもそも発表会で劇をする目的は《仲間と協力して練習に励み、発表により達成感を得ること》だと思います。
その中でも保育の一環として《楽しんで行うこと》や《自信を持って取り組むこと》は必須条件。
その上で、今回の件を自分が保育士なら…と考えてしまうんだと思います。

  • 主役が難しい子は役決めで違う役を勧める&それでもやりたい子には事前に一人でセリフを言うことや出番が多く覚えることが多いことなどを話しておく。
  • 他の子の前でのオーディションは落ちた子の自信が低下するのでしない
  • オーディションで「一番上手な人が主役」と言ったならそれは守る。
    消極的な子が主役になった場合は主役を二人にしたり、主役と一緒に行動するキャラクターを作ったり工夫する
  • 希望の役に落ちてしまった子の悔しさを伝え、その子達の分も頑張ろうと伝える。
    落ちてしまった子にも希望の役になった子を応援して、自分の役に切り替えられるような言葉を掛ける
  • いろいろな役の重要性をしっかり伝える。子ども同士で役への優劣がつかないように…
  • ネガティブな言葉がけを避け、子どもが前向きになれる様な言葉を掛ける

今回、長女は主役に立候補する前は《頑張れる!》と自信を持っていたのに…
《できた!》と思ったオーディションで落ちてしまったことで自信を失い…
先生の「泣いちゃうかも」という言葉掛けで不安になってしまった状況でした。
先生も《安心して欲しい》と思っての言葉掛けなので完全に気持ちのすれ違い^^;

要望

連絡帳にて…

いつもお世話になっています。
家で劇の役について自信を失っている様子が所が見られます。
選ばれなかった理由は《長女が泣いてしまうかもしれないから》ではなくて《他の選ばれた子の素晴らしかった所》を具体的に教えて頂けるとありがたいです。
娘が演じる役も大人数の一人ですが《みんないっしょだから大丈夫》ではなく《先生が娘をこの役にした具体的な説明》(「みんなと協力できるからこの役なんだよ」「オーディションが上手だったからこの役でも輝けると思う」等)ポジティブな表現で伝え、楽しみにできるよう配慮をして頂けたらと思います。
お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。

と伝えました。

きつい文章になっていないか、旦那にも読んでもらって「いいんじゃない?」と了承をもらいました。

本当は口頭で伝えようと思ったのですが、幼稚園バス利用で会う機会がなかったので…
子どもが言っているだけで、事実と違うことがあれば教えてくれるだろうと考えていました。

担任の反応

《担任として最低な言葉を掛けてしまい申し訳ありませんでした》
そう書いて返ってきた連絡帳Σ(゚Д゚)
違う…
謝って欲しかったのではなく、自信が持てるような言葉がけをして欲しかっただけなのに…

本当は直接話したかったのですが、連絡帳の返ってきた日に長女が風邪を引いて次の日は欠席…
バタバタしていたので、次女にお手紙を渡してもらいました。

【担任としては最高です。先生が大好きだからこそ言葉が響くのだと思います。長女が自信を失っている様子が見られたので《自信を持てるような言葉がけを…》と思いましたが…書き方が悪くて申し訳ありません。今後もよろしくお願いします】(挨拶文略)という内容を書きました。

すると誤解が解けたのか《前向きな言葉掛けを心掛けます》とお返事がありました。

今回はちゃんと伝わったかな…良かった…

まとめ

まさか、劇の役決めでこんなにヤキモキするとは思いませんでした。
どんな役でもみんな頑張っていること•1人でも欠けると物語が進まないことも知っています。
なので《娘を主役に!》という思いはありませんでしたが…
みるみる自信がなくなっていく長女を見ていられず^^;
そして、子どもの《やりたい》という気持ちは担任の言葉掛け一つでこんなに変わってしまうんだと改めて実感しました。
今回親という立場を経験することで、役決めでの子どもの本当の気持ちが分かった気がします。
今まで担当してきた子の中にも、保育園では言わなくても悔しい思いをしていたのかもしれません。
保育現場に戻ることがあれば、この経験を活かしていこうと思います。

要望の伝え方も完全に失敗です…。
先生の大変さは、数え切れない程、経験してきたのでわかっているんです。
発表会の役決めの大変さやこの時期のクレームの多さ。
その後の練習の大変さ。衣装作りの大変さ。
主役はしっかり覚えられる子だと担任としても助かることも…

今回は娘のことで感情的になってしまった&自分の保育観を押し付けてしまいました。
反省…。

あれから、担任の先生も長女にたくさん声を掛けて下っさているようで…
「先生が役に名前をくれた」「セリフ、紙に書いてもらった」と話してくれるようになってきました。
先生、ありがとうございます(T_T)
娘の笑顔が見れただけでも十分です。
このまま、本番まで頑張ってくれたらいいなと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。