むるこダイアリー

元保育士の雑記帳

ダブルバインドされた子はどうなるの?対策を考えていく。

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こんにちは、むるこです。
家庭では子育てで気をつけている対応の仕方ってありますよね。
私の場合、ダブルバインドはやらないようにしていることの一つです。
今日はダブルバインドについて書いてみたいと思います。

ダブルバインドとは

ダブルバインドとは、言葉のと言葉の裏に隠された目的に矛盾が含まれる状態のことです。
2つの矛盾した意味のメッセージを相手に命令することで相手を混乱させ強いストレスを与えるといったコミュニケーションのと言われています。

例えば

「食べないなら片付けるよ」→《片付けてもいい》と言っても《早く食べなさい》と言われる

「遊んでるならお母さん帰っちゃうよ」→《そのまま遊んで》いても《早く帰るよ》と言われる

「片付けをしないと捨てちゃうよ」→《いいよ》と言うと《物を大切にしなさい》と言われる

このように、本当の意図と反対なことを言われることで子どもは混乱します。

 

大人にダブルバインドをされた子はどうなる

強いストレスを感じて自己主張しなくなる

自分の意見を言っても否定されたり親の思惑通り物事が進まないと怒られる経験を重ねると、自分で考える&発言することをしなくなります。
「どうせ言っても聞いてくれない」「最後は大人の言う通りにしかならない」
そう感じ心を閉ざしてしまいます。

大人を信用しなくなる

保育園の5歳児の場合、ダブルバインドは通用しなくなってきます。
「着替えないなら体操着もらうよ」と言っても
「どうせホントは取らないでしょ」
そんなことをサラッと言われたりします。
大人が本気か分かるようになるのでしょうね。

最初は真に受けて泣いたり言うことを聞きますが、だんだん子どもも本当なのか嘘なのか見抜くようになってきます。
嘘ばかりつくオオカミ少年が信用されなくなったように、子どもも大人を信用しなくなっていきます。

他人に同じような対応をするようになる

「それをくれなきゃ遊んであげないよ」
「早く来ないと入れてあげないよ」

ダブルバインドをされた子は真似をして、子供同士で話す時にそのような言い方をするようになります。
言われた方の印象は良くないので、そのような言葉を使う子は、孤立していってしまうことが多かったです。

ダブルバインドをしない為には

 その子に合わせてわかりやすい言葉で説明することが一番です。

具体的には

・その後の楽しみを感じられるような言葉がけをする
「帰りは白い車、見つけながら歩こう」「片付けたら広いスペースでダンスできるよ」

・活動の区切りを明確にする
「滑り台何回滑ったら帰れそう?」「線路が繋がったらご飯にしよう」

・どちらにいっても良いような選択肢を提示する
「時計が7になったら帰る?8にする?」

子どもによって響く言葉がけは違うので、その子によって言葉がけを工夫していくと良いと思います。

また実際の例として我が家でやっていたことは…

例えば《ご飯食べないなら片付けちゃうよ》
急に言われたら、子どもも切り替えが出来ず困ると思います。
そのような時は今やってることをどのくらいで終わらせられるか聞いて「じゃ、時計の針が〇になったらご飯ね。来なかったらお腹すいてないと思うから、おやつの時間に食べよう」と話をしておきます。
実際にその時間に、声を掛けて来なければ片付けます。
途中でお腹すいたと言われても「片付けちゃったよ、おやつになったら食べようね」など声を掛けて終了。
おやつは、時間を早めたり、お昼に食べなかったメニューを夕飯に響かない程度に食べ栄養は取れるようにしていました。

ちなみにこの時のポイントは怒らないこと。
「あなたが食べないって言ったんでしょ!」と怒ると子どもも意地になって荒れます。
「約束してたから、ご飯片付けちゃった。後で食べようね」っとサラッと伝えると子どもも「お腹すいた」と言いつつ我慢してました。

ダブルバインドをしそうな時は《実際にやれること》ということを提示するのが良いと思います。
(この場合も、朝に少ししか食べてなくて《今、食べないとつらそう…》と思う時は、最初の声掛けが違うものになると思いますが^^;)

大人もダブルバインドされることがある

「わからないことがあるならなんでも聞いて」と言われたのに質問すると「なんでこんな事がわからないの?」と言われる。

「どうしてそうなったのか理由が聞きたい」と言われ伝えたのに「言い訳しないで」と言われる。

社会に出るとダブルバインドをしてくる人に出会うこともあります。

大人もこんな人が近くにいると心が消費されますよね。
会社にこのような人がいる場合、最悪、退職して逃げればいいのですが…。
子どもはそうはいきません。
自分がされて嫌なことは他人にしない。
子育てでも大切にしていきたいことですよね。

まとめ

 ついついやってしまうダブルバインド。
しかし、その子の将来を考えるとダブルバインドをされて良いことはないと思います。
親子関係だと、どうしても子どもと関係に上下関係が出来てしまいます。
大人が気をつけすぎる位が丁度いいと認識して、みんなで楽しく過ごしていけるような対応をしていけると良いですね。

なにか参考になることがあると嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。