むるこダイアリー

元保育士の雑記帳

【乳幼児】保育園での食事の援助の仕方 おうちでの食べさせ方を考えてみる

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こんにちは、むるこです。
《保育園だと食べるのにおうちだと食べない…どうやって食べさせているの?》と思うことがあるのではないでしょうか。

やはり、《保育園という環境》や《お友達と食べているから》ということは大きいと思います。
しかし、保育士もあの手この手を使って食べてもらえるよう努めています。

「うちの子、食べない(T_T)」と思っている方の参考になれば…
保育士がどのように対応していたのかまとめていきたいと思います。

 

保育園での対応

楽しい雰囲気の中で食事をする

まずは食事は楽しいと感じてもらうことです。
「人参はきれいなオレンジだね」「きゅうりはシャキシャキしてるね」など食材の色や特徴などを伝え、興味を持って食べられるようにしていました。

また、保育園は行事メニューもあります。
彩りが華やかで、大人も「かわいい!」と声を出してしまうクオリティーでした。
人参が嫌いな子も七夕で星型の人参が出た時には食べていました。

そして、保育園はみんなでご飯を食べることを楽しめる場です。
他の子の様子を見て食が進むことがよくありました。

《自分で食べられた》と思える関わりをする

手づかみ食べの子には、小皿を用意して手づかみ出来そうな食材は自分で食べられるようにしたり、スプーンですくうことが難しい子にはすくって置いてあげたり手を持って一緒にすくったり…
個々の発達段階を考慮しながら、必要な援助をさり気なく行い《自分で出来た》の気持ちを持てるようにしていました。

大人も一緒に食べて美味しさを共有する

同じメニューを美味しそうに食べてみせると「美味しそうかも」と思い食べてくれることがありました。
乳児は特に介助をしながら食べるので、保育士は大抵早食いです^^;

食べる時間を決める

食事をする時、最初は勢いがあり自分で意欲的に食べます。
しかし、10分もするとだんだん飽きてきます。
なのでこの最初の時間が勝負。
自分でよく食べる子は見守りながら言葉がけ、苦手なものがある子には先に促してみるなど個々に合わせた対応を…。
ちなみに、食の細い子が最初にお茶を一気飲みしてしまうと食べが遅くなることがあったので「ひとつお茶をごっくんしたらご飯も食べようね」などの声掛けもしていました。

食事の後半になると遊び食べをしたり立とうとしたりだんだん落ち着かなくなってきます。

保育園で大切なのはお迎えまでにお腹がすかないかということ。
その子が必要な摂取量が取れていればおしまいにしていました。
食のエンジンがかかるのに時間がかかる子もいたので…
食事の時間は長くても30分を目安にしていました。
幼児クラスは「長い針が6に来たらおしまいね」など声を掛けると、その時間内に食べようと意識するようになってきます。
食事の時間もメリハリが大切です。 

食材に触れる・調理に携わる

保育園には、さつまいも掘りや野菜を育てるという機会があります。
調理する前の食材を実際に触ることで興味が出てきます。
また、食材を洗ったり、ちぎったりと少しでも調理の過程に関わると給食が出た時にとても嬉しそうにしていました。

三大栄養素を意識して食べる

赤…血や肉を作るための食材(タンパク質)
黄色…からだのエネルギーになる食べ物(炭水化物)
緑…からだの調子を整える(野菜・果物・きのこ等)

4〜5才児クラスでは、給食に何が入っているのか見て「これは何色だと思う?」など質問していました。

「赤い食べ物は体が大きくなるために必要だね」
「黄色の食べ物を食べたら元気がいっぱい出るね」
「緑の食べ物はお腹の調子を良くしてくれるね」

「これは全部大切で、バランス良く食べると風邪に負けない元気な体を作ってくれるんだよ」

そう話すと少しでも食べてみようとする姿が見られました。 

我が家の食事

保育士をしていたし、食事は完璧なんて子どもがいない時は思っていましたが…
食べない子は食べませんね^^;

やっぱり保育園という集団生活だから食べていたんだなということを実感しました。

それでも保育園と違って昼食の時間やメニューが決まっていないのは家庭の強み。
昼食に肉を食べなくてもおやつに納豆を出したり卵だけのお好み焼き風にしたり…
好きなメニューで栄養が取れるようにしていました。
あと場所を変えるといつもは食べないものも食べてくれました。
狭いベランダでピクニックごっこ…楽しいみたいです。

家庭では、ついつい食べて欲しくて無理強いをしがちですが…
とにかく楽しくをモットーに。
いずれ食べてくれると信じて、苦手な食材も毎日めげずに食卓に出し続けようと思っています。

まとめ

やはり保育園という環境は食事に集中しやすく子ども同士の刺激もあり、いつもより積極的に食べているのだと思います。
なので、食べ方を把握してどのように援助していくのかは、個々・また家庭と保育園という場所によっても変わってくると思います。
いずれ食べる様になると信じて気長に接していきましょう。

食事は、摂取量・マナーに注意が行きがちですが、楽しくみんなで美味しく食べることも大切にしていけるといいですね(・∀・)

何か参考になることがあると嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。