むるこダイアリー

元保育士の雑記帳

【乳幼児】兄弟喧嘩の仲裁の仕方

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こんにちは、むるこです。

兄弟がいると悩ましいのが兄弟喧嘩…

《喧嘩は兄弟の特権、社会性も身につくし放っておけばいい》なんて言われてるけど、本当の所はどうなのと思われる方もいるのではないでしょうか。

私は、年齢によって対応の仕方は変わってくるのではないかと思います。

実際に保育園での喧嘩の仲裁の仕方・我が家の実例をお伝えしたいと思います。

 0歳児

1歳頃を過ぎると欲しい物・やりたいことが出てきます。
話すことが難しい時期なので「欲しいの?」「やりたいね」など気持ちを言葉にしてこちらから伝えることが大事です。

1歳児

自我が強くなりますが、うまく言葉で表現出来ず、叩いたりや噛みつきが多くなるのがこの時期です。
取り合いが多くなるので「これが欲しかったの?」「使ってるの、取られのが嫌だったの?」と取り合いをしている双方の子どもの気持ちを言葉にします。
この頃は、まだ他の物に気をそらす事も出来、気持ちの切り替えもしやすいです。

2歳児

更に自我が強くなります。
視野も広くなりお友達の使ってるものが魅力的に見え、欲しくて喧嘩になることが増えます。
この頃は《自分のものは自分のもの・人のものも自分のもの》と割とみんなジャイアン化します(笑)

「かして」「いいよ」「まっててね」など気持ちを言葉で表現できる子が多いので「一緒に言ってみよう」など言葉でのやり取りを促していきます。

3歳児(年少)

大分、言葉でやり取り出来るようになりますが、自分中心で自我を通そうとします。
間に入って、「順番に使おう」「交換してって言ってみよう」など具体的な解決策を伝えることが大切です。

4歳児(年中)

トラブルになったら「どうしたの?」と声をかけ「じゃあ、どうしたらいいと思う?」と子どもの気持ちを聞いたり解決策を考えたりしていきます。
あまりにも極端に不公平だと思うことには「こうだと思うけどどう思う?」など考える機会をまた作りますが、双方が納得しているなら良しとしてなるべく本人たちでどうするか考えられるようにするのが大切です。

《例》

A「かーして」
B「先生がお片付けって言ったら貸してあげる」
A「わかった!☺」
大人「片付けをするだけになっちゃうけどいいの?」
B「それはやだ」
大人「じゃ、どうしたらいいかな?」

5歳児(年長)

トラブルになったら少し見守り、どちらに助けを求められたり、手が出そうor怒って話し合いにならない時に間に入ります。
その時も基本と同じで双方の主張を間に入って伝えることと、どうしたらいいか考えてもらうこと。
5歳になると、プライドが邪魔をして、素直に謝れない・保育士の前では黙り込むことも増えてきます。
物の取り合いの場合は、一度取り合ってた物を預かって「どうするか話して決まったら教えてね」
謝れなかったら「悪いなと思ったら、ごめんねするんだよ」
と言ってその場を離れます。
すると、大人がいるときより、すんなりと話して解決したりします。

 

喧嘩を放っておかれた子ども

子どものケンカなんて放っておけばそのうち解決してるなんて言われますが、保育園ではその態度が出たりします。
お兄ちゃんにやられて力でおもちゃを奪われている子はお友達に手を出したり大声で怒鳴ったりして自我を通そうとします。
自分の気持を伝えるということをして来なかった子は、貸しても言わず、使ってる物を勝手に持って行ってしまうこともあります。
また、5歳児になると「話し合いなんてめんどくさい」「先生はうるさい」と言って思い通りにならないとふてくされたり、怒ったり…
子どもが保育士に報告に行くと「チクった」なんて言い、保育士に介入されることを嫌がる子もいました。

もちろん集団に入れば、大人が介入して解決策を学んでいきますが思いますが、納得するには時間がかかるようです。

 

我が家の場合

未入園児の1歳・3歳の頃は色々なところに出掛けては姉妹で取り合いばかりしていました。
それを毎回、仲立ちして関わっていたら「兄弟なんだから喧嘩は自然に任せても解決する」という意見を何度か頂きました。
毎回仲立ちする私の姿は過保護に見えたのだと思います。
でも《まずは気持ちを伝えられること》《解決の方法をわかるように》と繰り返し伝えました。
今は、5歳と3歳ですが「どうしたの?」と聞けば状況を説明してくれますし「どうしようか?」と聞くと長女が考えて提案してくれるようになりました。
唯一の悩みは、悪いことをしたと思っても「一緒にごめんねって言って」と一緒に謝ることがあたりまえになってしまったこと。
でも、悪いと思っている・謝りたいという気持ちがあるなら、そのうち一人でも言えるようになると信じて今は様子見です。

 

まとめ

《気持ちを伝える&解決策》を子どもたちの中に印象付けると大分楽になります。
兄弟喧嘩は出来ればしないで欲しいというのが親心ですが、距離が近い分ぶつかることも多くなると思います。
何回も言ってるのに進歩が見えない…と思いがちですが、それだけ自分の意志を持っている証拠です。
100回言って一つ行動してくれる様になったら万々歳くらいの気持ちで気長に付き合っていけるといいですね(ギャーギャー喧嘩されるとそんな余裕はなくなるんですけどね^^;)

なにか参考になることがあれば嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。