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こんにちは、むるこです。
《保育がつらい》《自分には向いていないんじゃないか》
そう思いつつも《あと一年》と頑張ってしまう保育士は多いのではないでしょうか。
過去に保育士をしていて心が病んでしまった経験があります。
それでも、1つ目の保育園を辞めることに抵抗がありました。
結局辞めて転職しましたが、今ではなんであの保育園に必死になっていたのか不思議に思うほどです。
今回は、なぜ保育士が職場を辞めることを躊躇うのか・それでも自分に合わない園は辞めたほうが良いという話を書いてみたいと思います。
保育園を辞められない理由
受け持った子が卒園するまで見守りたい
自分のクラスの子どもが大好きなのは保育士に共通することだと思います。
出来れば、受け持った子達を卒園まで成長を見守りたいんですよね。
しかし、ずっと持ち上がりを続けない限り、保育園に担当していないクラスはなくなりません。
《この学年が卒園したら…いや…こっちの学年が卒園したら…》と考えているうちに退職する機会を失います。
この保育園以外でやっていけるのか不安になる
先輩保育士が「この保育園しか経験してないから、ここ以外では働けない」
こんなことをいつも言っていたので、無意識の中で《転職は大変なこと》という意識がついていきました。
実際
「他の保育園で給料が出ないから戻ってきた」
「他の保育園はしつけがゆるく、クラス崩壊していて戻ってきた」
など辞めても戻ってくる保育士もいたので他の保育園で働くのはハードルが高いものだと思っていました。
情を持ってしまう
人間関係が悪くても、やはり情が出てしまいます。
「今、私が辞めたら迷惑かけるかも」
そう思うと辞められませんでした。
退職を申し出るのが10月
保育士確保の為、退職は10月までに言うのがルールでした。
どこからか情報が漏れるのか、4月まで気まずい中保育することになります。
「辞めるからっていい加減な保育してる」なんて非難の声が毎年聞こえてきました。
また保育士で人員確保が難しく、4月以降も残るように園長から言われ続けます。
私は鬱で《4月まではなんとか頑張る》と言ってあったのですが、それでも4月以降も残るようにひたすら打診がありました^^;
保育士不足なので辞めるのも一苦労です。
転職は意外と簡単
1つ目の職場にいる時は転職はハードルが高くて自分には出来ないと思っていました。
- 年下が先輩になるとはどんな感じだろう
- もっとひどい人間関係だったらどうしよう
- また1から保育できるのかな
- 新しい環境は苦手
- 保育経験者なのにうまく働けなかったらどう思われるんだろう
ひたすら悩んだものの、子どもが好きだからとエイっと飛び込んだ2つ目の保育園。
しかし働いてみると、思っていたよりも普通に馴染めました。
他の保育園に転職というハードルは自分で高くしていたのだなと感じました。
2つ目の保育園は
- 人間関係が良い
- のびのびした保育方針
- 先輩も年下だけどみんな敬語で話している
- 子どもに対して優しさで溢れている
働きやすい保育園でした。
しかし
- サービス残業が多く残業代が全く出ない
- 乳児クラス担任なのに、当日急に幼児クラスを任される
- 土曜日は掃除で全員出勤がある
と以前より条件が悪いこともありました。
しかし、1度転職を経験しているので、以前のような《絶対ここで働き続けなきゃ》という強い思いはありません。
今考えると1つ目の保育園も早く転職していればよかったと思う程です^^;
まとめ
《今の保育園合わないな》《辛いな》と思っても、一つの保育園しか経験していないと転職ということに対しハードルを上げてしまいがち。
しかし、1度やってみると《早くしておけば良かった》と思います。
勤務していた保育園も引き止めるものの、辞めてしまえば最初からいなかったかのようにうまく回っていたりします。
自分の心に正直に。
一度しかない人生。
やりたいように行動して、満足感であふれる毎日を過ごしていけるといいですね。
なにか参考になることがあると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。